A day in the life Gadget

wii やってみた

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先週、ヨドバシオンラインショップで急に売り出したのを運良く発見し、思わずクリック。昨
日届きました。(写真はプロジェクタで80インチでゼビウスをやってるところ。あの頃、将来こんな大画面でゼビウスやるなんて夢にも思わなかったなあ、、、)

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金曜昼にビックカメラに立ち寄った時もゲリラ入荷して、目の前で販売開始したので、なんか Wii に縁があるかも。。。というわけで、今日は昨今の任天堂について、思うところを少し。

思い起こせば、僕のゲーム人生はいまから25年位前、クリスマスにエポック社のカセットビジョンというゲームを買ってもらったことに始まります。

-カセットビジョン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3

そして小学生になるとファミコンへ。初期のマリオ、ドンキーコングなどを経て、ドラクエブームもリアルタイムで経験してきました。中でもドラクエ3はファミコン時代の最盛期でしたね。ほかの機種はアタリなんかも地味にあったなあ。それからPCエンジンが出て、スーファミが出て、SEGA メガドライブ出て、プレステが出て、、、と一気にTVゲーム戦争が加熱していったわけです。

任天堂の戦略は昨今の流れである、デジタル家電としての TVゲームという土俵では家電業界では1歩も2歩も先にいっているプレステで勝ち目はないため、ゲーム機はゲームをするだけのものとして、複雑化した操作方法、機能のためどこかで取り残されてしまったユーザーを取り戻すことにあるわけです。(うちの親もマッピーとかマリオ位までは一緒にやってたなあ、、、)

そのアプローチはDSで大成功をおさめ、Wii でもその路線を更に強化し、ゲームから取り残されたユーザーを全部拾っていってる状態です。(取り残されていたユーザーは、何をしていたか?携帯のi アプリの単純なゲームなんかをやってたんです。その需要を任天堂は気づいていたはず。。。携帯を持っていない上の世代はその間、約15年位、ゲームと遠ざかってたんですね。)

ここで一つ言えることはグラフィックや、多機能化を競う時代は終了したということだと思います。

約20年前、みんながファミコンに熱中した時代、今から思えばハードもグラフィックも貧弱だけど、あの頃のほうがみんな本気でゲームをしてました。クソゲーもあったけど、あの少ないメモリにソフトメーカーは何とか工夫し、1本のゲームにいろんな仕掛けを詰め込み、何度も何度もやりこませる魅力がありました。

今、ゲームはこれだけ進化したけどクソゲーはなくなったか?いや、クソゲーはまだあります。結局ハードの進化はゲームの本質ではないということなんです。

任天堂には結構好意的に書いてきたけど、Wiiについて注文をつけるなら、最初に出したゲームで中身があるのはゼルダだけ。あとは操作の目新しさだけで売ってるゲームだけなので、今後本格派の大作と呼べるゲームを出すことができるのか、気になるところです。ライトユーザー取り込んだところで、ずっとゲームを生活の一部としてやってくれるような人たちではないしね。Wii は家族や子供向け、PS3 はゲーマー向け、ということになった場合 PS3 のほうがマーケットとしての大きさはあると思うし。

PS3は、今後価格を下げて、ハイデフ (high-def) といった言葉が市民権を得るようになって、Blue-Ray が台頭してくるようになると更に追い風。

というわけで、今後の展望は目新しさで Wii はしばらく安泰で、PS3、XBOX360 順となるけど、来年以降PS3の巻き返しは当然あり。Wii が本格派のゲームをどこまで供給できるのか、そもそも任天堂はそれはそもそもスコープ外なのか、気になるところです。

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