先日の某不倫専用SNSサイトの登録ユーザー大流出事件ですが、
「海外のサービスはやっぱりアブナイから登録しないようにしよう、」
とか
「そもそもこんなとこ登録しないから、大丈夫!」
なんてたかをくくって、油断していると、将来自分がもっと大きな
流出事件の被害者になるかもしれませんので、お気をつけください。。
そもそも、インターネット上でやり取りしている情報は、
「全て」流出するかもしれない、という前提で考えたほうがよいでしょう。
今回の教訓として、インターネットで、もっとも恐れるべき被害は
「自分に紐づいた他人に決して見られたくない情報」の流出であるということが
はっきりと認識できた点です。
クレジットカード情報が漏れることは、もはや日常茶飯事。
身の回りの人にもクレジットカードが悪用されたことがある人はゴロゴロ
いるでしょう。
しかし、最も怖い流出はあなたのパソコン・インターネットの見られたくない
情報の流出です。
今回のアシュレイマディソンは、ユーザーネームは匿名ですが、
そのユーザーネームと、クレジットカードの利用履歴(本名と住所つき)が別のファイルと
して流出し、ユーザーネームとクレジットカードがIDで紐づいていたため、
このような恐ろしいことになってしまいました。
カナダでは自殺者まで出ていると報じられています。
さて、みなさんは、いま使っているパソコンや携帯の中身やインターネットの利用アカウント
とパスワードなど、いつでも他人に見せることができる状態でしょうか??
通販サイトの購入履歴
動画サイト(有料含む)の視聴履歴
SNSなどのチャットやメッセージ内容
パソコンの中にあるファイル(ダウンロードしたものも含む)
これら全て流出の危険性が皆無だということは誰にも言えないと思います。
これらの情報を、みなさんはそうしたサービスの運営者を信頼して、ご自身の情報を
委ねているわけです。
信頼できない相手に対して、ご自身の名前・住所・生年月日・個人用のEメールアドレス・・・
など、無防備にさらけ出してしまってはいないでしょうか?
これだけインターネットが世の中に広まると、そんなことを言っていては
生活がままならないということもありますが、
一度、自分が利用しているインターネットのサービスが漏れることはないのか、
漏れたらどういうことが考えられるのか、再考してみてはいかがでしょうか?