長渕剛10万人オールナイトライブ にいってきた。
前回の桜島に行けなかった心残りがずっとあったんだけど
開催2週間くらい前、深夜仕事の合間にふとつけたテレビで、TVショッピングコーナーのように、
ライブチケットいますぐお電話!みたいな長渕剛特番を見て、思わず泣けたので
どうしても行きたくなり周りの友達にも呼びかけながら1名巻き添えにして、いってきた。
終わってからはいろいろ賛否両論出ているけど、(否のほうが多いかな)
自分にとっては長渕剛=人生であり、1曲1曲を聞くたびにその時の自分の人生の情景がよみがえるので、
1曲目のJAPAN(20年以上前の曲)が始まった瞬間に思わず涙が込み上げた。
隣の友人を見るとやはり眼鏡を外し目を抑えていたのが見えた。
それからは一瞬だった。ライブの休憩時間に飲んだ、隠し持って行った日本酒の味は格別だった。
このライブはもう人がどうこう批評できる問題ではないと思う。
あの場の空気、歌声、叫び、そしてそこに集まった人々の人生、剛の人生、すべてがミックスされ
明け方の富士山に日が昇ったあの瞬間は、自分にとって生涯忘れることのできない、かけがえの
ないものとなった。たぶん会場にいた大多数の人々もそうであったろうと思う。
ただ、いろいろメディアからも言われている件については、反省して次回への改善ポイントにすればいいだけだ。
たしかに還暦を過ぎた方々が、家を出てから丸々1日半以上炎天下の昼を含む外にいるというのは、
なかなか辛いものがあるし、まさかここまでとは知らずに持病を抱えながらライブに訪れた人もいるだろう。
剛もライブビデオの打ち合わせで、企画・実行・反省・改善が大切なんだよ!と叫んでいたので、
きっとわかっていると思う。少しの批判も許されないような空気では、北朝鮮や中国共産党と一緒に
なってしまう。
何かをやれば必ず改善点は出てくる。
ただその少しの至らなかった点をあげつらって、勇気を持って行動を起こした人の全てを批判するような人が、残念ながら世間には少なからずいる。
でも僕にはそういう人たちはあまり幸せに見えない。
次また10年後にやるとしたら、もう剛も70近い。しかしきっとまたやってほしい。